WEBLOG

この画面に見覚えある人いるかな。
NCSA Mosaic 1.0
画像をインラインで表示できるようになった世界初のブラウザ。それは1993年のこと。それまでもブラウザは存在していたけど、画像込みの表示（インライン表示）ができるようになったことが画期的だった。

ちょうど私がインターネットに関わるようになったのもこのころで、なんだかとても懐かしい。それからずっとこの業界に関わって、ものすごく変化してきたことを目の当たりにしてきたが、HTMLのもとになったSGMLなどの考え方がようやく浸透してきたと言えるだろう。だけどまだまだで、ドキュメント設計としては当時の設計思想が優れていた事がよくわかる。
現在はいろいろと目移りするようなものが入り乱れているが、根本は変わらずにいるんだ。

流行を追いかける側でなく、流行を創る側になりたいと思った。
文化に生きるだけでなく、文化を創る生き方をしていこうと思った。
そう。作るのではなく創ること。

もう１０年以上前からこんなことを強く思うようになっていたことをふと思い出した。

先日、これまでのこと、これからのことの話す機会があった。
その中で相手の方が命のことに触れていた。具体的な話はここには書かないけど、そういう話がでてくるとは思ってもいなかった。けどその方の想いは私も以前から意識している事だから私の中には素直に入ってきた。

でも、私はそれを難しい目標だと言った。そう言われることが相手にとってどう受け取られるかは判らなくもないが、私自身の経験として難しいものだと実感しているから。

私はこれまでに人の命とは様々なお別れを経験したほうだと思う。老衰で亡くなられた方、病気で亡くなられた方、事故で亡くなられた方、事件で亡くなられた方、自殺された方など。
それに私自身、事件により殺されるところだった...という体験もしている。

人が亡くなったとき、何かしてあげられることがあったのではないかと悔やむこともあったが、例え人の命が救われるようなことができていたとしてもそれは生き死にに絡むことだったなんて、そのときは気付けないことのほうが圧倒的に多い。

私がそれを意識しだしてから２０年を越えている。
これまでにいろんな活動をしてきた根本はそこにあり、夢を描くこと、夢を実現すること、やりがいを見つけること、視点を変えること、新しい世界を知ること、命の大切さを感じることなど。
その対象は一人の人であったり、多くの人たちであったりしてきた。

いろんな声をいただいてはいるけど、何かの役に立てているのかもしれないけど、人を救えているのかどうかなんて判らない。

ずっとずっと意識してきたことだから、難しいことだと感じている。

自ら人生の分岐点に立った。
そこでいろいろと話をしてきたけれど、結果、人生の選択につまずいてしまっている自分が情けないし、申し訳ない。

でもなにが悪かったんだろう...。
YESばかりを言わない私が自業自得なのか、でも意見の相違ではなく、経験の相違だから自身をみせる場としてはあれが偽りの無い言葉だったのだから後悔はしていない。

連日いろんな人達にお会いしているが、一方では感謝され、一方では断られ...。

ほんと大事なところで...
難しいな。

昨日、初めてお会いする方とお話しした。

今やブログを中心に自ら情報発信されている人も多い時代。その方もブログを公開されているので読んでいるが、そこで感じた印象と直接お話ししたときの印象が同じで好印象だった。ぜひ一緒に何かをやってみたい人と感じたままの印象で嬉しかった。

文字使って書かれているブログ。言葉の選びから使い方、何をテーマにどう伝えるかの考え方や構成、テンポ、姿勢...など。限られた情報の中にもその人のいろんなものが見えてくる。

ブログを読んで私からいろんな形でアプローチしているが、そういう人達ってやっぱり何か惹かれるものを含んだ考え方、書き方、載せ方、生き方をしている人ばかりだな。

大丈夫だと思っていたのに、いざこの時になってみると、心がざわつく。

なかなかブログも書けないほど慌ただしい日々を過ごしているが、もうそろそろ時間がとれそうな感じだ。せっかくだからその時間を利用して執筆を始めることにした。
執筆？と思うかもしれないけど、実は制作の仕事では様々な記事を書いている。でも本として書くのはかなり前に雑誌に記事を書いた以来かな。
これまで様々な経験をしてきたから、今度はそれを書いて誰かの役に立ててもらえたらと思っている。書いたものをどうするかだけど、印刷本を自費出版するとなると敷居は高い。だからこの時代ならではの出版ということで電子出版を選んだ。

いくつかある電子書籍の自費出版サービスのうちwook上にテストを兼ねて無料写真集を一つだけ公開してみた。簡単だし自由度が高い。
作成した書籍は個人出版のポータルに並ぶし、個人書店としてページも持てるので、書籍販売のプラットフォームとしては十分かな。一冊出版しただけでも結構アクセスがあるのはいい感じだし。
いろいろと書きたいネタはあるから月１冊以上のペースで出版するつもりでいるのでお楽しみに。

まだ表に出ていないのでご存知な人はまだ少ないでしょうが、R★ZIPPERという女性２人組がいます。その彼女達の初ステージが来年2/14のバレンタインデーに決まったので、そろそろこのブログでも書いておこうと思います。

実はこの二人とは今年の夏に出会い、それから表舞台に立つためのお世話をすることにしました。けど私は音楽業界の人間ではありません。

けどこれまでの経験を思い返せば芸能に関しても制作に関してもマーケティングに関してもプロデュースに関しても、それなりに関わってきている。総合的にみればむしろ、したことが無いから「できない」可能性よりも、これまでの経験から「できる」可能性のほうが上回っていることに気づいたので、今こうして彼女達のプロデュースをしています。
彼女達にとっても私にとってもチャレンジでありチャンスだという認識とともに、この巡り合わせへの感謝の気持ちと彼女達の人生に関わっている責任の重さも感じながら本気で取り組んでいます。

お互い様々なことを学びながら成長している段階ですので、常に様々なドラマが生まれています。楽しい事だけではないし、苦しい事も、悩む事も、当たり前のように経験していきながら成長しています。これらを乗り越えていく姿はお見せできないのですが、みなさんの心を動かせるようなパフォーマンスをお見せできるよう頑張っていますので、応援よろしくお願いします。

R★ZIPPERのブログ
私の奮闘記